1981年生まれの犯罪者予備軍無職の裏も表もない日記

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女性でもできるという日雇いバイトが地獄だった

「軽作業、お手伝い、誰にでもできる。女性の方も多数!和気あいあいとみなさん仕事を楽しんでますよ!」こんな謳い文句に騙され、私は昨日と今日の二日間、草刈り作業のお手伝いの日雇い派遣バイトをやってきた。

 

女性でもできるという日雇いバイトが地獄だった

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仕事内容は、草を刈る人がいて、その刈った草を集め、ゴミ収集車のようなトラックに積み込む作業だった。初日、二日目ともに同じ作業だった。確かに作業自体は誰にでもできると思った。ただ違ったのは軽作業ではなかったということだ。ついでにお手伝いでもなかったということだ。「女性も多数活躍!」の記載通り、確かに初日は女性が全部で4人いた。一人目は幸せそうなオーラを放つ結婚秒読みのカップルの女性、このカップル女性は少し太っていた。二人目は30代日系ブラジル人の女性。このブラジル女性はかなり太っていた。三人目、四人目はいつも一緒にいる友達らしき20代の若い女性だった。この二人組はかなり痩せていた。

 

しかし、次の日になると女性は2人に減少し、20代の二人組だけになっていた。それもそのはずで、初日の地獄のような終わりの見えない草集めに完全にノックアウトした形なのだ。ではなぜ20代の二人は残ったのかというと、現場を取り仕切る若いヤンキー上がりの監督が、この二人の女性たちには重労働を一切させなかったからだ。理由は押して知るべしで、器量、スタイル共に他の二人よりにも完全に勝っていたのだ。しかも最寄りの駅までの送迎付き。私たち汗臭い派遣の男たちは帰り際、駅まで送ってもらえず5分以上も暗い道を歩かされる恰好だった。

女性をひいきする現場監督

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ヘルメットから流れ落ちる汗。その汗が目に入り、目に滲みた。メガネが流れる汗でぼやけた。そして、乾き、やがてメガネに塩の白線ができた。拭いても拭いても止まらない汗が、やがて唇にまで到達した。口の中にしょっぱい土臭い汗が入り、何度も吐き出した。鼻の中が土で真っ黒になった。パンツまでびしょびしょだった。これほど汗を掻いたのは久しぶりだった。

 

私を含め、6人ほどいた男たちが刈り終わった大量の草をブルーシートに包み、手作業で一ヵ所に集める作業を延々と繰り返す中、さすがに今日は女性二人組も手伝ってくれているだろうと、私は草を集めるふりをして、森の中をさまよい二人を探してみた。すると何やら小高い丘の上で監督と話の真っ最中だったのだ。

 

熊手を手に持ったまま、突っ立って仲良さそうに談笑しているのだ。私はその光景を見た瞬間、汗ではなく、涙が出そうになった。ただ滴り落ちる滝のような汗で涙も出なかった。そう、私はそのとき非常に喉が渇いていたのだ。口が乾き、身体からあらゆる水分が抜けていたのだ。ここは森の中なので当然コンビニなどない。トイレすらない。私は吐こうとした唾を飲み込んだ。何が草刈りだ!何が日雇いだ!何が監督だ!私の中で監督は村西とおる監督だけだ!そんな憤りを私はただただ飲み込むしかなかった。

給料が安くてきついバイトだった

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初日の労働で早くも全身筋肉痛となった二日目、給料は取っ払いで8千円。家からの往復の電車賃を差っ引けば7千円になる。つまりたった7千円を稼ぐために朝は8時から17時まで、ずっと草を運ばされたのだ。草を刈る人たちは草を刈る専門で手伝ってはくれない。口であーだこーだと私たちに指図するだけだった。

 

朝、6時30分起床。1時間以上電車に揺られて行き着く先はジブリの森ではない地獄の森だ。明日も私はその現場に向かう予定だ。生きるためにはまた草を運ばなければならない。私はその草が、雑草が、まるで自分のことのように思えた。元気いっぱい生えてきたところで、すぐに刈られて処分される。その運命をあざ笑うかのような現場監督と談笑する女性たち。もういっそのこと私の首を草刈り機でスパッと刈り取って欲しい。もう楽になりたいんだ…。ただどうしたことか、仕事から帰ってきてシャワーを浴びると、下半身が痛いくらいに反り返っているのだ。驚いた。まるで生きろとでも言わんばかりに。