生活保護の高齢者から死にたいという電話があった

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平成29年度の日本の自殺者数は2万人。内、無職は1万2千人。生活保護受給者数は214万人。先般、愚痴聞き屋に話を聴いてほしいという電話があった。

生活保護の高齢者から死にたいという電話があった

昨日深夜、生活保護を受給している統合失調症で高齢者の女性が「死にたい」と言って電話してきた。調べると統合失調症の人は日本でおよそ100万人。結論から言って、この方とは2回に分けて30分ほど会話した。料金は支払えそうになかったので頂かなかった。個人情報は聞かなかった。最後に「死にたい」と言った高齢者の女性。会話の内容は口外しないと規約しているから、こうしてブログに書くことは憚られる。けれどもこの問題を目の当たりにした私は書かずにおれない。以下をモラルの範囲内で記す。

 

初めに「彼氏と別れた」と言って電話してきた高齢者の女性。聞くと彼氏も生活保護なのだと。しかも熱狂的なパチンコ狂い。同棲していたけど先日別れたという。生活保護費でパチンコ通い。そんな彼氏と別れたと。でも別れたら別れたで寂しいと。私が「誰か家族や親戚、友人や近所でお話できる親しい人はいないんですか?」と問うと、「家族とは疎遠、友達もいない、話し相手も誰もいない」と言う。唯一の話し相手の彼氏も出て行ったと。「金がない」「寂しい」「死にたい」と口にする女性。生活保護費だけでは暮らすのが大変だと言う。統合失調症でまともに働くこともできず、これ以上生きていても辛いだけで、できるなら死にたいと言う。

 

私はその切迫した感じから「どこか別の専門的な窓口にお電話してください。その方がいいと思うので」と言って電話を切った。最後に絶対に死なないでくださいと言って。すると10分後また同じ方から電話があった。私はもう一度、死なないでくださいね。と言って電話を切った。高齢者、孤独、統合失調症、生活保護。生活保護費でパチンコ狂いの彼氏は論外にしても、お金がなくて何の楽しみもない老後を過ごしている人がいるってことだ。

 

あとで調べると統合失調症患者の自殺数は多いということがわかった。平均寿命も60歳付近。私には助けることができない。話を聴くのも辛すぎる。どうしようもない。ただ死にたい死にたい言っているだけならいいんだけど。「もしも本当に死ぬってなったら電話ください。いつでもいいので」と最後に言って私は電話を切った。

 

このような問題が日本のあちこちで起きている現状について、どうしても書いて置かねばと思ったのだ。世の中には生活保護受給者はいらない!とか、精神病者を隔離しろ!とか、言っている人たちもいる。いつの時代も人口の何%かの人は生活に困窮し、精神病を患っている。同じ人間、どうにか助け合って生きて行くことはできないものか。