明日は待ちに待った給料日

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2月末から始めたアルバイト。給料は月末締めの15日払い。先月の給料は1万円と少し。毎日出勤するたびに3千円の日払いをしている。今月は一体いくら貰えるのか。たぶん10万円以下だろうと思う。せめて8万円は越えていないと生活が厳しい。

明日は待ちに待った給料日

うちの家賃が5万2千円。先日、アパートの管理会社のおじさんから催促の電話があった。毎回、毎回、家賃が遅れる度に、ご親切にも留守番電話にメッセージを残してくれる。もうわかったから留守電に、「今月の家賃わ~」というのは止めてくれ。消去するのが面倒だ。しかし、すべては私が約束通り、家賃を振り込まないことから発生している事案だ。私には家賃滞納が北朝鮮の核保有問題よりも重要なのだ。北朝鮮が核を放棄する?トランプと首脳会談する?私の給料日が毎月15日?あなたは一体どの問題に興味がお有りか。賢明で、且つ、聡明な諸兄なら、すでにお気づきだと思う。すべての問題はどうにもならないことだと。そう、自分の意志でどうのこうのできる問題ではないのだ。私の意志でできることと言えば、夜な夜な自分の燃料棒を握りしめることくらいだ。そして握った燃料棒を上下にこすり上げ、喜び組を口寄せの術で召喚し、核を発射させる。テポドン!

 

失礼、失礼、私は興奮しているのだ。明日、待ちに待った給料日だってことに。家賃を死払い、溜まった光熱費を死払い。…。無銭飲食。コンビニ強盗。寸借詐欺。私の頭をかすめる犯罪の2文字。お金さえあれば…。お金さえ…。あれば…。呪文を唱える!オカネサエアレバ!くそ、くそ、くそ、うんこ、うんこ、うんこ、ブリッ。くちゃーい。どうやら私の脳はショート寸前のようだ。そろそろ限界。体力は有り余っているのにお金がないのだ。あと何年かして歳を取れば体力もなくなる。お金もなくて体力もない。想像するだけで地獄だ。

 

しかし、まだ30代、何とかなるはずだ。よし、まずは整理してみよう。今の私にあるのは夢と希望。そしてカチカチの燃料棒。気分はもうどうにでもなれ!の一歩手前。そこへ来てからの、北朝鮮、核放棄か!?のニュース。私も何かを放棄しなければならない。私に放棄できるものは何か?いや、そもそも放棄などする必要が本当にあるのか?止まらない逡巡に、私はまた自分の燃料棒を握りしめるしか、なかった。