パンツを脱ぐ!

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遊びまくる!

アラサーが会社を辞めて書くカオスな日記

ストリートビューの散歩者

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ぼくの職場の人がストリートビューに映っていた。

グーグルに選ばれた男として、羨ましいと思った。

ストリートビュー散歩

早稲田通りから1本路地を入って商店街を抜ける。

ぼくが高円寺をストリートビューで散策したコースである。

1月の高円寺の商店街は人であふれ返っていた。とくに自転車で往来する人が多い。全員もれなく顔にモザイクがかかり、個人情報はしっかり守られている。ぼくは自転車に乗ったモザイク人間たちとすれ違いながら、そのまま歩みを進めた。

 

マウスを使って右へ左へ自由自在に動き回る。道に迷ったらブラウザの戻るボタンで始めに戻れば問題ない。楽だ。これほど楽な散歩はない。操作に疲れたら横にあるベットで休めばよい。これはもしかしたら趣味がストリートビュー散歩という人がいたりして。

散歩の退屈

飽きる。

実際の散歩は風を感じ、寒暖を感じ、雑踏を行きかう人々の賑わいを感じながら、ぶらぶらすることによって、退屈を紛らわすことができるが、パソコンの画面にあるのはただの360度写真でしかない。そこには騒音もなければ、歩く楽しみもない。

 

ストリートビューには、せいぜい初めて行くお店や場所を事前に見ておくぐらいの使い道しかない。ましてや、ぼくのように散歩にいくのが面倒だから、ストリートビューで済まそうなどという奇特な人はいない。好奇心旺盛な運動嫌いである。

ストリートビューの不思議

そろそろ本格的に飽きかけたころ、ぼくはあることに気づいた。

それはモザイクが顔にかかっている人とそうでない人がいて、モザイク無しの人はマスクをしており、マスクをしていれば顔にモザイクがかからないといったことである。

 

しかし、マスクをしているとはいえ、見る人がみればすぐに判別できるほどに顔面がアップに映っている人もいる。カメラ目線のおじいちゃんの目がぼくと合った。ぼくは何度もおじいちゃんを見る。戻ったり進んだりマウス操作をしながら、何度も見た。

 

間違いない。おじいちゃんはモロに映っている。(マスクはしているが)

モザイク無し二人目は、若い女性だった。こちらもマスクを着用しているがほとんど顔が見えてしまっている。なぜ?マスクをしている人はモザイクをしないルールがグーグルに規定されているのだろうか。

 

深い疑問を抱いたまま、ぼくはそっとブラウザを閉じた。

「マスク」「おじいちゃん」「若い女」「モザイクなし」

 

これらはもしや、何かの暗号なのではないのか。

考えること10分。

 

わからない。

 

マスクをしている人はモザイクをかけないこと!そんな取り決めが議論に議論を重ね、シリコンバレーにあるグーグルの本社の会議室で決定されたのだろうか。想像し、考えながらぼくは明日からマスク着用で外出することを決めた。

ストリートビューに映るその日まで。