遊びまくる!

30代無職のカオスな日記

ワンカップとおっさんの終着点

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ワンカップ大関を持って、昼間っから道端で、くだをまいているおっさんがいる。東京なら錦糸町でよくその光景を目にしたことがある。

ワンカップと哀愁

突如として、おっさんがワンカップ大関を飲みながら、くだをまく気持ちが知りたいと思い立ち、近所をワンカップ片手にウロウロしてみた。かっこつけた言葉で表すなら哀愁の二文字になるだろう。12月の深夜は相変わらずの寒さで、ぼくを迎えてくれている。風がないのが唯一の救いだ。

 

手始めにワンカップを右手に握りしめ、一口飲んでみる。何とも言えないおっさんの味がする。そう、日本酒とは親父なのだ。昭和の心、古き良き時代のビックファーザーなのだ。

 

テンションが上がっても、ここで慌てて歩みを速めてはいけない、油断するとガラス瓶の中の酒が簡単にこぼれてしまうからだ。意外と繊細な一面がワンカップにはある。女とまではいかないがスナックのチーママのような感じ。

握りしめた感覚もいい。力が入りそうで入らないというもどかしい感覚が手のひら全体から脳に伝わってくる。おっさんが狂うのも少しわかる気がした。

 

ワンカップ片手に仕事帰りの人たちとすれ違う、誰もぼくと目を合わせようとはしない。これもワンカップあるあるだろうと思った。

「恥ずかしい」そんな感情が芽生えた次の瞬間、ぼくはワンカップのシールが貼ってある部分を自分の方に向け、持ち手で隠した。これが日本人独特の恥じらいと呼ばれるものである。

なりますは使うな

そんなぼくも35歳。もうすぐ36歳になろうとしている。別になりたいわけではないが、なるものはしょうがない。

 

前に新橋の居酒屋でバイトしていたときに店長に言われたことがある。それは「なります」は日本語的に正しくないから使うな、というものだった。「お新香になります」「マグロになります」「成増になります」最後の成増は余計だが、埼玉県成増は、ぼくの思い出の場所でもあるため、どうしても連想してしまうのだろう。だから「なります」の言葉につい脳が反応して、キーボードを打ってしまったものだと思う。自然現象ならどうしようもない。

 

今この場を借りて居酒屋の店長に伝えたいことがあります「ぼくはもうすぐ36歳になります」と

ワンカップの終着点

ひとしきり歩いて家についた。まだカップには4分の1ほど酒が残っている。それを舐めるように飲みながら、さきほどワンカップと一緒にコンビニで買ったするめを食べる。割いていないタイプなので、手でさきながらパソコンのキーボードをたたく、ブログを更新するために。

 

ワンカップを飲んで分かったことがある。それは「ワンカップを飲むとするめが食べたくなる」だ。それと付け加えておくが、くれぐれもするめイカを食べた手でパソコンを触ってはいけない。するめ臭くなるから。

 

 

以上で判明したことがある。ワンカップを飲んで最後にわかったこと、それはワンカップを飲むと無性にするめイカが食べたくなり、よってパソコンのキーボードがイカ臭くなるという事実である。

 

これがワンカップの終着点ではないかと考えられる。