パンツを脱ぐ!

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遊びまくる!

アラサーが会社を辞めて書くカオスな日記

潔癖症男の異常性

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異常に潔癖症の男がいた。

東京の職場にはどこにでもいる、不潔恐怖症の人間である。

潔癖症の男

自分のデスクがあれば、事はそれほど重要ではない。

他人と共有する物があるから厄介なのである。彼らはその異常性をある意味では認め、他人には強要してこないが、胸の内では不潔なモノへの嫌悪感を、周囲にまき散らしながら侵食させてくる。

 

自分が触れるであろう物は、何でも除菌ペーパーで拭かないと気が済まない。同時に物の配置に対しても徹底していて、ボールペンの位置から、メモ帳の位置まで決まっている。几帳面と言えば聞こえは良いが、神経質になり過ぎる面もある。こういう潔癖の人は友達としてだったら良いが、同居人としてはごめん被りたい。

ストレスの異常性

潔癖症の原因はストレスにあると言ってもいい。もちろんぼくは医者ではないので詳しいことはわからないが、自らの経験則から考えてみてそのように思う。この潔癖症の男もストレスが相当溜まっているように感じるからだ。

 

ドラックストアに行けば除菌ペーパーや除菌スプレー、除菌アルコールの類が大量に並べてある。これを見れば、いかに現代社会のストレスが異常なのかがわかるだろう。除菌など必要もないものを除菌するくだらなさに対して。

満たされない欲求の代償

潔癖症の彼もぼくもそうなのだが、心に大きな空洞というか、空虚感があってその穴を埋めようと、穴にむかって必死にスコップで、土をすくっては投げ、すくっては投げと繰り返すのだが、一向に穴は埋まらないから悶えるのだ。これを心の闇だ、などと言うが、闇があるから光があるのであって、それは両義的なものなのである。

 

その満たされない欲求の代償が表面上に現れたとき、人はその異常性に驚く。だけど、表面上に現れるのは、けっして悪いことではない。息を吸ったり吐いたりするのと同じくらい自然なことなのだ。何が出てくるか人によって、その人の欲求によって、変化するからおもしろい。そう、人間とはおもしろい生き物なのだ。

潔癖症を治したい

もし、潔癖症を完全に治したいと思うのであれば、ストレスを無くす方向を考えてみた方がいい。でもそんなことはできないという人が大半だろう。かく言う、ぼくだってそうだから。言うは易く行うは難しだ。

 

仕事なり人間関係なり金銭面なりで、いっぱいいっぱいになっていて、にっちもさっちもいかない人だって多い。だったら、潔癖症という赤信号を無視して車のスピードを上げるしかない。だが、その方向では、いずれ遅かれ早かれ事故を起こすことになるだろうけど。

 

まずはすべての人がお金や人に縛られない、そんな社会になればと思っている。

そう思っているからこそ、ぼくは今日もブログを書く。満たされない欲求が少しでも埋まるように、スコップで穴を埋める作業に没頭するのだ。