遊びまくる!

30代無職のカオスな日記

野良猫にマダニ駆除薬を塗ってきたけど、なんか嫌われたっぽい

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深夜に野良猫を見つけたので、事前に買ってあった。マダニ駆除薬を投与してきた。首筋に薬液を塗ると、24時間以内でノミを駆除、48時間以内でマダニを駆除できる代物だ。品名はフロントラインプラス、近所の動物病院で1300円ほどで手に入れた。

猫語はわからない

野良猫は相変わらず堂々とした面持ちで、深夜の道端に鎮座していた。ぼくは片手を上げて「よっ」と挨拶。猫は短く「ニャ」と返事を返す。猫語がわからないぼくは、このいつもの「ニャ」は、何と言っているのか気になっている。可能性として考えられるのは、「今夜も熱帯夜ですな!」か「あれっ、あなたは以前、どこかでお会いしたことのある紳士ですかな?」か「腹減ったなぁ」か…。考えれば考えるほどわけがわからなくなってくる。まあ、どうでもいいことではあるのだが。

薬剤は正しく投与できたの?

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そんなこんなでぼくが近づいていくと、猫がぼくの足に擦り寄ってきた。ぼくは慌てて距離を置く。マダニがぼくの足にも付くからだ。薬剤を袋から出して、薬剤を投与する準備をしている最中にも、足に擦り寄ってくる。ぼくはそれを絶妙な足さばきで回避する。そして首筋に狙いをつけて、「いざ!注入!」。されたかどうか、さっぱりわからん。薬液が無くなっていたので、たぶん大丈夫だとは思うけど、正しく塗れたのかは確認できなかった。

なんか嫌われたっぽい

薬を猫の首筋に塗り込むと、途端に猫が動き出した。そして「ニャー」と言った。これは、この猫語はぼくにも理解できた。猫は恐らく「やめてー」と言ったに違いない。それから猫は、ぼくとの距離を一定に保ちながら、ウロウロし始めた。ぼくから逃げようとしている風に見える。だが、猫は走って逃げるようなことはしない。ゆっくりと歩く。ぼくに背中を向けて。なんか嫌われたっぽいと感じた。

 

そりゃそうだろう。猫にとってはいきなり背中に生暖かい液を垂らされたんだから。「この人、いきなり、何すんの!」って思われてもしょうがない。人間同士なら「道を歩いていたら、いきなり私の首筋に変な液体をかけて来たんです!この男が!お巡りさん逮捕してください!」と言われ兼ねない事案だ。

まとめ

こういうことは人間社会にも往々にして起きている。こちらが良かれと思ってしてあげたことが、相手にとっては不愉快となる。恋愛でもある。ぼくらはこれを誤解と呼ぶが、誤解は誤解のまま、解消されることはなかなかない。とくに女は、男の過ちを許さない。たった一度の誤解が命取りになる。挽回はできない。「さよなら」だ。

 

ぼくはこの野良猫がメスでないことを願う。オスであれば、「前のあれはマダニを除去する薬であって、決して変な液体ではないんだよ」と、後でまた再会したときに通じ合うことができるような気がする。でも、メスだったら、そうはいかないだろう。次にぼくと会っても、この男は突然背中に変な液体をかけてくる悪い男と認識してしまっているからだ。女は一度嫌いになった男をまた好きになることは滅多にないのである。それがたとえ誤解であったとしても。